GYM

ロジカルアンデッド


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ドラムパターンは一定ながらも遊びのある曲に仕上がってる気がします。なんか怪しい人物の登場シーンとか、罠沢山のダンジョンとか、そんなところで使える曲なんじゃないかなぁって感じかなぁと。薄く入ってるピアノがお気に入り。
作曲時に話した曲のイメージ
 曲を作るにあたってイメージしてもらったのはRAVAGEに登場した、誰しもがお世話になる唯一のお店、アンデッドのカルラです。

 名前:カルラ
 登場作品:RAVAGE

 RAVAGEの舞台では、年代ははモーゼのずっと後になります。ティアマットの封印が緩み始めた時代。

 バルカムット地方の右端に「魔の島」って呼ばれる小島があり、そこは南北で2つに分かれていて、奇襲による戦争が始まります。当初は一瞬で終わるだろうと思っていた攻略戦だったんですが、ジョンっていう魔法使いの登場により膠着状態に持ち込まれ、ひっくり返されてしまいます。

 このジョン君はプレイヤーが操作するキャラクターなのですが、彼にアイテムを売りつけたり、ジョン君たちの部隊が倒した敵の装備を自動で買い取ったりしていたアンデッドがカルラさん。

 襲撃を受けた町では武器屋を営んでいましたが、お金を動かすのが楽しいタイプであって、お金がすっごい欲しいわけではないタイプです。まぁアンデッドだから死後の楽しみって言ったほうが正しいのだるおと思います。

 割と誰にでも砕けたもののしゃべり方をするタイプで、偏見が無いタイプ。

 戦場になった町には昔からいるんですが、この戦場でしっかり商売しようとする姿勢に対しては、当然ながら反感を持つ人もいました。が、その突っかかってきた人相手に、逆にお近づきのしるしで武器をプレゼントするぐらい性格は図太い人です。突っかかったけど物をもらってしまったので、一応お礼を言ったところ、「大人だねぇ。ますます気に入ったよぉ。死んだら生き返らせてあげるから、安心してねー」と返すほど。根は明るくとも、そういうところはやっぱりアンデッド。

 どんだけ非難を浴びようとも商売はし続けて、戦場になった町の修理費用とかもしっかり稼いでいたり、お金で買える幸せはあるっていう事を、おそらくはながーい人生経験から学んでいる人です。

 そんなカルラさんが商売をしている姿を思い浮かべてもらえると、きっと楽しく聞いてもらえるかなと思います。