コロナのおかげで外に出る機会もずいぶんと減りました。
今まで趣味でやっていた事もなかなか取り組みにくいような状況ですが、
逆に今こそコロナが明けたらあれやろう、
これやろうと楽しみを増やすいい機会ではないかと最近考えるようになっています。
いつ終わるんだろうという不安な気持ちを抱えるよりも、終わった時の楽しみを増やせないだろうか?
新しい習い事、新しい趣味、新しい発見。そういう新しい何かをライブハウスからお届けします。
普通、ライブと言えばバンドさんのみですが、できるだけ別の分野から、
そして音楽以外の新しい娯楽の発見に繋げるためバンド以外の方もお招きして開催いたします。
このページは随時更新いたしますので、最新情報はTwitter等からフォローいただけましたら幸いです。
今現在、自分は開催場所の一つでもある天満橋のRaw Tracksをお手伝いさせていただいております。
777を運営していくにあたって音楽の勉強が必要だと考えたため以前から知り合いだったオーナーの藤井さんにお願いして働かせてもらう事になりました。
恩にはもちろんこの勉強に関する恩もあるのですが実はもっと大きなご恩があります。
お恥ずかしい話ですがかつてプロデュース詐欺に巻き込まれた時期が有り、この時にお世話になったのが藤井さんです。このご恩を返すにはやはりハコを動かすことだと思いましたのでイベント主催に踏み切りました。ご協力いただけましたら幸いです。
以下、より詳しいお話となります。お時間有る時にでもお読みください。
新しいバンドに加入した際プロデューサーがついているとそれは喜んだものでしたが、ある日、実はバンドリーダーがお金を払ってプロデュースしてもらっていた、と言う事が判明しました。
その契約書には恐ろしいことに「私が支払えなくなった場合、バンドメンバーが代わりに支払います」と言う一文が書かれていたのです。
今ならそんな契約書を突き付けられても「どこに自分のサインが有るんですか?」と笑いながら突っぱねる事が出来ますが、当時は契約と言うものに疎く、またヤクザがバックにいると脅されてもいたためこの契約に従ってしまいました。
何とかこの状況から逃げ出そうとバンドメンバーと作戦を練り、話し合い、全員でやめると伝えたのですがその時に手切れ金を要求されました。逃げ出すことで頭がいっぱいだった自分はこのお金を用意して最後の話し合いに臨もうとしました。
たまたま、本当にたまたま時間が余っていたので以前からこの状況をお伝えしていた藤井さんのバーThird Stoneにお邪魔して「今日が最後です」と「やっと終わりますよー……」と伝えお金も用意したと伝えた時、藤井さんから重要な一言をもらいました。
「君、そんなん払ったらあかんで」
「君みたいに払うやつがおるから、そう言う詐欺連中が減れへんねん」
これを言われて、やっと自分の中で全体の話で個人の話じゃないと、今ここで払えば他のバンドさんにも迷惑をかける事になる。そう言う考えが産まれました。正常な判断に引き戻してくれたんです。
この後ファミレスで5時間以上話し合い、お金は一円も支払わずバンドは解散となりました。(その後実際にヤクザさんをつれてライブハウスに乗り込まれたりもしましたがまぁそれは別の機会に)
777が一段落したらこの時のご恩を返すためにRaw Tracksでいずれは主催をやろうと漠然と考えてはいました。が、このコロナ禍で毎月3桁万が消えているとお聞きして、今動かなければ返す機会そのものを失いかねないと思いましてイベントの主催へと踏み切りました。
ライブ配信が有る場合、アーカイブ含め配信分の売り上げは全額ライブハウス側へと入ります。
皆様のお力をお貸しいただけましたら幸いです。