選びました。
バンド選びの本気度を見てもらうため、ノルマゼロ、1枚目から70%という形で、主催側が100%のリスクを背負います。
ワリカンで金銭リスクを全てバンドに押し付ける通例のイベントとは異なり、
お客さんが面白いと思ってもらえるようなバンドさんを出せなければ続けられませんし、
バンドさん側も面白いと思ってもらえるものを提供してくれないと成り立ちません。
このイベントを通じて、少しでも面白いライブが増えるきっかけになればと、個人的に思っています。
一年間で大きくバンドさんが成長する事って稀なんですが、Meviu'sさんは前回それを見事に成し遂げてくれました。
実の所777に対して一番懐疑的なものを持っているのは自分自身でもありまして、その悩みの部分を昨年は大きく解消してくれました。前回よりもより力強く成長した姿を期待しています。
昨年はフライヤー配布などで一番のご協力を頂きました。ベテランとして大阪の中核として活躍されるバンドさんです。
今回、kyanosさんをお招きしていますが、PHOENIX RISINGは若手のバンドが乗り越えなければならない存在でもあります。と言う事で乗り越える壁を思い切って作ってくださいとお願いしました。
今や対バンと言えば共演を意味する言葉に落ち着いてしまいましたが、本来であれば「対するバンド」、すなわち「対決するバンド」を意味する言葉です。
この対バンの意味を777を通して復活させる事が出来ればと思いますし、壁をどう作るか、そして残り2バンドがどう乗り越えるのか。主催者としてとても楽しみにしています。
通例であればVol.2の次の開催はVol.3ですが、昨年のコロナの影響によりVol.2は大幅な入場制限が加えられてしまいました。
もっと入る内容だったのにという悔しさから、本年はVol.2.5として同じ面子での開催をと準備しておりました。残念ながら信成 with Matchlock Gunnerのご出演は叶いませんでしたが、代役をkyanosが引き受けてくれました。若手としても勢いのあるバンドで今後の活躍にも期待を寄せています。
777 Vol.2のフライヤーを置いて頂いた大阪のメタル専門店、S.A.MUSICさんでもkyanosが委託した2ndシングルが再再再入荷するなど音源の評価も高く、バンドメンバー全員で一丸となって取り組んでいるからの成果だと思います。
特に意思決定の速さは高く評価しているところで、コロナ禍中でも手早い決定を下すところを何度も目にしました。
バンド内コミュニケーションがしっかりと取れている証拠ですし、それが無ければ良い舞台は成り立ちません。
それぞれのメンバーがそれぞれただ音を鳴らすのではなく、ここはこうしたい、ああしたい、じゃあこうする、こっちはどうか、という膨大なコミュニケーションの塊。その塊の一角が氷山のように顔を見せるのが舞台です。
意思決定の遅さは氷山を形成する速度の遅さですし、氷山が解けるのと同じようにバンド内コミュニケーションも日々の生活という日差しの中で溶けて小さくなっていきます。
この大きさをしっかりと保ち続ける事が出来るかどうかは、一重にコミュニケーション量によりますし、そのコミュニケーション量がどの程度あるのかは意思決定の速さに強く現れてきます。
今、彼らが勢いを持てているのも、そして音源の評価が高いのも、その背景にはしっかりとした統率とコミュニケーションの量があればこそと感じています。
彼らが持ち前の準備力を用い、いかにしてPHOENIX RISINGの壁を乗り越える作戦を立ててくるのか。2.5の大きな見どころの一つになると思っています。
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